森田真生
「数学する身体」
実践ゼミ

話題沸騰のデビュー作「数学する身体」著者 森田真生氏が数学に興味があるすべての人に送る公開連続セミナー!

「数学とは端から身体を超えていこうとする行為であった。」

「数学とは端から身体を超えていこうとする行為であった。
数えることも測ることも、計算することも論証することも、
すべては生身の身体にはない正確で、確実な知を求める欲求の産物である。
曖昧で頼りない身体を乗り越える意志のないところに、数学はない。」

---------「数学する身体」P38より

数学にどんな思い出がありますか?


あなたは、数学についてどういうイメージをお持ちですか?

数学は公式があって、問題があって、解いていくもの。
というイメージがあるのではないでしょうか。

人によっては、「好き」とか「おもしろい」「美しい」というイメージの方もきっといますが、少数派なのかもしれません。

今、実に約60%もの中学2年生が「数学は嫌い」と感じているという調査もあります。

大人の方でも数学嫌いの方は少なくありません。
それでも、「何か数学ってすごいかもしれない。」という可能性を
多くの方は感じているのではないでしょうか。

・・・でも、もう一度あんな数学を学ぶのは嫌。だけど、

・趣味として数学を学んでいきたい
・数学の奥深い世界を学んでみたい
・もし、数学が楽しいならもう一度学んでみたい

そんなあなたに数学の新しい出会いの場をご用意しました。

「数学では、まず1があり、それに2が続くけれど」

「数学では、まず1があり、それに2が続くけれど、
人間の一生のはじまりにおいては、2と1が同時に到来する。
人はやがて世界に向かって、言葉を発するようになる。
昼と夜が区別され、嬉しいと悲しいが分離され、
こことあそこが呼び分けられるようになる。
言葉はまた言葉を生み、差異がまた新たな差異を生む、
こうして、世界の分節化は、留まることを知らずに進む。
あるとき、人は数を数えはじめるようになった。

1、2、3、4、5、6、7、・・・

数は、無限の差異に、名前を与える。」

---------「数学する身体」P12より

数学がもたらしてきたもの


様々な思想や信仰を背景としながら生み出されてきた数学。
その数学から生まれた多くの発見は、いまや科学や経済を根底で支え、
私たちの生活をより便利で豊かなものにしています。

携帯電話、コンピュータ、ウェブ、ロボット、人工知能・・・
どれをとっても根本には数学があります。

しかし、数学にはもう一つのストーリーがあります。
例えば、高校までの数学と、大学に入ってから学ぶ数学は大きく違います。
高校まで数学が得意科目だった学生が
大学数学で落ちこぼれることも少なくありません。
それは、大学からの数学は、
高校まで「当たり前」とされていたことをも「当たり前でない」こととして、
根本から考えなおしていくからです。
一度微分積分までしっかり学んだはずが、
再度「数」そのものの定義から始めることなどは好例です。
せっかく一度作った大きな砦を壊し、再度土台から作り直していくのです。
徹底的に基礎まで遡っていく大学からの数学は、哲学のようですらあります。

森田真生の語り出すその哲学は、数学という枠にとらわれることなく、
様々な分野や歴史を横断し、心に響く言葉で紡がれていきます。
受験数学とはまったく違う壮大な世界に誘います。

「人間もまた周囲の環境の能力をうまく生かしながら思考をしているのである。」

「人間もまた生物である。
例えば論理的な思考や計算をするときに、
脳の中はリソースで、その外はノイズだと、簡単に分けることはできない。
論理的思考にしても計算にしても、
文字や数字あるいは音声言語の使用なしでは不可能であるし、
情報の記憶や伝達を担う外部メディアや制度なくして成り立たない。
マグロが周囲の水の流れをうまく利用しながら巧みな泳法を
実現しているのと同じように、
私たち人間もまた周囲の環境の能力をうまく生かしながら
思考をしているのである。」

---------「数学する身体」P38より

数学という贅沢な時間


我々は、もう十分豊かな社会に住んでいます。

決して、食べるものがないわけではない。
住む場所がないわけでもない。
いきたいところにいけ、誰かといつもつながっていられる。
あらゆるものが便利になりました。

ただ、何かが満たされない。

数学は、我々が失ってきた大切な何かを
もしかしたら見つけ出す一つのきっかけになるのかもしれない。
そんな可能性をこのゼミに感じているのです。

思い出の数学を裏切る、ひと味違う数学、
いままでにない、新しい数学とのつきあい方が
きっと見えてくることでしょう。

数学をする贅沢な時間を、
数学と手を取り合うそんな一瞬を
ぜひ体感ください。

「数学もまた、数学に固有の風景を編む。」

「数学もまた、数学に固有の風景を編む。
歴史的に構築された数学的思考を取り巻く環境世界の中を、
数学者は様々な道具を駆使しながら行為(=思考)する。
その行為が、新たな「数学的風景」を生み出していく。

デカルトの見た幾何学の風景、
カントールやデテキントが見た連続体の風景、
岡潔の見た多変数解析関数論の風景。
数学者の前には、常に風景が広がっているのであって、
彼らはそれに目を凝らし、それをより精緻なものにせんと、
まるで風景に誘われるようにして、数学をするのだ。」

---------「数学する身体」P126より

数学という行為を体感する


これは「数学」と新たに出会いなおすことを目指す実験的な、いままでにない新しい「ゼミ」の試みです。

ユークリッドやデカルト、ヒルベルトやチューリングなど、
偉大な数学者が遺した数々の「原典」を参照しながら、
時には手を動かし、時には歴史や発想の背景を学びながら、
新たな数学が生成する瞬間の息吹に近づきます。

数学の知識やテクニックを身につけるというよりも、
「数学とは何か、数学とは何であり得るか」という問いを全身で追究していく。
その意味で、これはまさに『数学する身体』の「実践」を目指すゼミです。

数とは何か、計算とは何か、証明とは何か...。

こうした根本的な問いを繰り返し問いながら、ときには講義形式で、
ときにはワークショップ形式で進んでいきます。

数学とは人間にとっていかなる行為なのか。
このことを徹底的に考え抜きたいという思いを共有している方であれば、
数学の知識の多寡や、いわゆる文系・理系にかかわらず、
どなたでも参加を歓迎します。

講師紹介

森田真生(もりた まさお)


1985年、東京都生まれ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で研究活動を続ける傍ら、全国各地で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」など、ライブ活動を行っている。

ゼミ概要 

∞ゼミ内容
ユークリッドの『原論』やデカルトの『幾何学』など、数学史を画する古典的な作品を毎回取り上げ、作品の背景と歴史的意味合いを学びつつ、その時代、その著者と同化していくようにして、作品の読み解きを試みます。一方的な講義形式に終始せず、テーマに合わせた演習問題や課題を解きながら理解を深めます。様々な時代における数学の新たな発想が芽生える瞬間に立ち会う感動を分かち合い、大人になって学ぶからこその数学の味わいに触れられる時間になればと考えています。

∞3つの学びやすいシステム
・コミュニティシステム
  継続的参加者のみでWEBコミュニティに参加して頂き、
  自主的な勉強会開催や疑問点の解決など
  皆で協力しながら学んでいくことができます。
  また、第一回ゼミ終了後に軽い懇親会を予定しています。
  (コミュニティの参加は任意です)
・完結型ゼミ
  継続講座となりますが、1回1回が完結型となっておりますので、
  途中だけの参加、欠席の回があっても問題ありません。
  お仕事で忙しい方でも大丈夫です。
・前提知識必要なし
  文系で数学が苦手、という方でも参加して頂いて問題ありません。
  ただし、推奨書籍を読んで頂いたり、第0回に参加頂いた方で
  「全く理解できなかった」という場合の参加はお辞めください。
  より理解を深めて頂くために毎回ゼミのときに課題を出していきます。
  課題を解かなければ次回ゼミが理解できない形になるわけではありません。

∞日時
 第1回 9月3日(土) 14:00~18:00
 第2回 10月15日(土) 14:00~18:00
 第3回 11月19日(土) 14:00~18:00
 第4回 12月17日(土) 14:00~18:00
 第5回 1月21日(土) 14:00~18:00
 第6回 2月18日(土) 14:00~18:00

※ 6回中1回休講があり、全5回の開催となります。休講の日程は1ヶ月前を目途にご連絡いたします。
※継続講座となりますが、1回1回が完結型となっておりますので、 途中だけの参加、欠席の回があっても問題ありません。

∞対象
 ・数学の世界観に興味がある方
 ・数学を体感したい方
 ・数学者が何を考えてきたかを知りたい方
 ・数学を趣味で学びたいと思っている方
 ・「数学する身体(しんたい)」を読んだ方

∞場所
 都内23区内 参加者にご連絡いたします

∞費用
 全回参加 70,000円
※お申し込みの方に振込先の口座をご連絡いたします。

お知らせ

若手数学者応援制度

応募:第一回開始日の2週間前まで
応募方法:メールでテキストファイルを添付してお送りください
年齢22歳未満の方を対象として、「数学する身体」を読んで読書感想文を400字以上で下記アドレス宛にお送りください。
mail:yawaraka@wakara.co.jp
応募いただいた方の方から選考させていただき講座に無料で参加できる権利を付与します。(1期のみ有効)
全員に付与するわけではありませんのでご注意ください。

よくある質問

Q
すべての回に参加しなくても大丈夫ですか?
A
継続講座となりますが、1回1回が完結型となっておりますので、途中だけの参加、欠席の回があっても問題ありません。
Q
数学の知識は必要とされますか?
A
数学の知識は必要ありません。文系で数学苦手の方でも是非ご参加ください。推奨本「数学する身体」森田真生著を読んでいただくと、より講座の内容が理解できます。
書籍「数学する身体」はこちら
Q
講義チケット購入後のキャンセルは可能ですか?
A
・全回申込については、第1回1週間前までは無料でキャンセルが可能です。1週間~第1回前日までのキャンセルについては20%を頂いております。第1回当日以降または振込後のキャンセルは出来ませんのでご注意ください。
・第0回については、講義開催1週間前まではご連絡いただければキャンセル対応を行います。それ以降のキャンセルは不可とさせていただきます。 チケットの譲渡がPeatix上で行えますのでご友人にチケットを譲るなどしてください。
・Peatix Help | チケット譲渡の方法
http://goo.gl/CCeAEd・以下の場合は返金手数料としてキャンセル1件につき500円の手数料が発生します。
(1)クレジットカード払いにて支払日から50日以上経過している場合
(2)コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合 返金処理についての詳細は下記よりご確認ください。
http://goo.gl/BBP08S

独立研究者
森田真生が伝えたいこと

誰もが数学者になるわけではありません。

かといって、高校数学までで数学とすっかり縁を切ってしまうのはもったいない。
なぜなら、数学は汲めども尽きせぬ知的刺激の源泉であり、数学と向き合う時間は、自身の「心」と向き合う時間でもあるからです。

数学を誰もが自由に、溌剌と楽しく学べる場所をつくりたい。
そういう純粋な思いで情熱的に活動されている堀口さんと出会い、この実験的なゼミが開講されることになりました。まったく初めての試みですので、このゼミがこれからどういう場に育っていくのか、僕自身ワクワクどきどきしています。

いままでにない、新しい数学とのつきあい方を見つけ出すこと。

それがこのゼミの大きなゴールとなるでしょう。

ぜひ一人でも多くの方が、数学と新たに出会うきっかけになればと願っています。

申込みフォーム

事務局より入金方法、今後の進め方などについて折り返しご連絡させていただきますので下記フォームよりお申し込みください。
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お問い合わせ

03-6805-0768

yawaraka@wakara.co.jp

企画・運営

和から株式会社

渋谷(本社)・新橋・大阪にて社会人向けの数学個別指導教室「大人のための数学教室 和(なごみ)」を運営。数学が苦手な大人から 数学の業務・研究応用を 目的としているマーケター、経営者、大学教授まで月間400名(2016年3月現在)を超える社会人に対して必要な数学の授業を日々提供している。企業における数字力アップ研修や統計学研修も実施。
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