森田真生
「数学する身体」
実践ゼミ
~数学を巡る2500年の旅~

小林秀雄賞受賞作「数学する身体(しんたい)」著者 森田真生氏が送る公開連続セミナー!
第3.5期集中ゼミ生受付開始!
2019年6月1日、2日、連続2日間のゼミを開講

「数学とは端から身体を超えていこうとする行為であった。」

「数学とは端から身体を超えていこうとする行為であった。
数えることも測ることも、計算することも論証することも、
すべては生身の身体にはない正確で、確実な知を求める欲求の産物である。
曖昧で頼りない身体を乗り越える意志のないところに、数学はない。」

---------「数学する身体」P38より

人間は数学をどう獲得したのか


様々な思想や信仰を背景としながら生み出されてきた数学。
その数学から生まれた多くの発見は、いまや科学や経済を根底で支え、
私たちの生活をより便利で豊かなものにしています。
携帯電話、コンピュータ、ウェブ、ロボット、人工知能・・・
どれをとっても根本には数学があります。

しかし、数学にはもう一つのストーリーがあります。
例えば、高校までの数学と、大学に入ってから学ぶ数学は大きく違います。
それは、大学からの数学は、高校まで「当たり前」とされていたことをも
「当たり前でない」こととして根本から考えなおしていくからです。
一度微分積分までしっかり学んだはずが、
再度「数」そのものの定義から始めることなどは好例です。
せっかく一度作った大きな砦を壊し、再度土台から作り直していくのです。
徹底的に基礎まで遡っていく大学からの数学は、哲学のようですらあります。

森田真生の語り出すその哲学は、数学という枠にとらわれることなく、
様々な分野や歴史を横断し、心に響く言葉で紡がれていきます。
受験数学とはまったく違う壮大な世界に誘います。

それはこれまで学んだことのない"新しい数学"との出会いになり、
人間とは何かすらを考えさせられることとなるでしょう。

かといって難しい数学の話が中心になるわけではありません。
人が数学をどう獲得してきたのか、という歴史は
数学が苦手な方でも理解しやすく、
アーティスト、デザイナーの方も多く参加しており、
新たな発想や感覚を手に入れることは間違いないでしょう。

数学という贅沢をぜひご堪能ください。
                      和から株式会社 堀口智之

数学の歴史2500年を巡る

「数学」はどのように生まれ、どのように変化していったのでしょうか。

ユークリッドやデカルト、リーマンやフレーゲ、チューリングなど、
偉大な数学者が遺した数々の「原典」を参照しながら、
時には手を動かし、時には歴史や発想の背景を学びながら、
新たな数学が生成する瞬間の息吹に近づきます。

数学の知識やテクニックを身につけるというよりも、
「数学とは何か、数学とは何であり得るか」という問いを全身で追究していく。
その意味で、これはまさに『数学する身体』の「実践」を目指すゼミです。

数とは何か、計算とは何か、証明とは何か...。

こうした根本的な問いを繰り返し問いながら、ときには講義形式で、
ときにはワークショップ形式で進んでいきます。

数学とは人間にとっていかなる行為なのか。
このことを徹底的に考え抜きたいという思いを共有している方であれば、
数学の知識の多寡や、いわゆる文系・理系にかかわらず、
どなたでも参加を歓迎します。
                        森田真生

講師紹介

森田真生(もりた まさお)


1985年、東京都生まれ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で研究活動を続ける傍ら、全国各地で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」など、ライブ活動を行っている。著書に「数学する身体(新潮社)」「数学の贈り物(ミシマ社)」など。

ゼミ概要 

∞第3.5期ゼミ内容
数学の歴史は、様々な「概念」を生み出してきました。なかでも、「計算(computation)」の概念は、コンピュータとして物理的に具現化されて、現代の私たちの暮らしと世界の見方を支えると同時に決定的に制約してもいます。

今回の集中ゼミでは、現代的な意味での「計算」の概念が、数学史を通してどのように形成され、磨かれてきたかを追いながら、数学が新たな概念を形成していくメカニズムに迫ります。

『数学する身体』刊行後、本ゼミは三年間、三期にわたり開催されてきました。このゼミで積み重ねてきた思考の成果は、『数学する身体』に続く「第二作」にまとめていく予定です。今回の「集中ゼミ」では、執筆が山場を迎えている予定のタイミングで、このときの最新の思考を、みなさんと共有できたらと考えています。

∞ゼミの特徴
・コミュニティ形成
 講座後に30分の歓談タイム、またゼミ初日の6月1日夜に懇親会を設けます。
 歓談タイム、懇親会では森田先生にゼミでの疑問点を確認したり、
 他の受講生の方と感想を述べあったりしていただくことで、
 理解と親睦を深めることが可能になっています。
 (懇親会の参加は任意です)
・前提知識必要なし
 本ゼミは数学書を読んだり、問題を解いたりするような通常の数学ゼミではありません。
 ゼミ内容にもある通り、数学の歴史を俯瞰しながら、様々な数学的な概念がどのように生まれ、
 形成されてきたのかといった点にフォーカスしております。難しい数式はほとんど出てきません。
 過去開催のゼミではアーティスト、デザイナーなど数学を専門としない方に多くご参加いただいています。
 文系で数学が苦手、という方こそ、参加して頂きたいゼミとなっております。

∞3.5期日時(2019年) 
 1日目:6月1日(土)13時~17時
 2日目:6月2日(日)10時~12時、13時~15時

※1日目のゼミ終了後に近くのお店で懇親会を行います。希望者のみで行いますが参加者と交流できる機会ですのでぜひご参加ください。こちらの懇親費用は今回のゼミ料金に含まれておりません。
※2日目のお昼はお弁当をこちらでご用意します。


∞対象
 ・数学の世界観に興味がある方
 ・数学を体感したい方
 ・数学者が何を考えてきたかを知りたい方
 ・数学を趣味で学びたいと思っている方
 ・「数学する身体(しんたい)」を読んだ方

∞場所
 WakaLabo新宿(https://wakara.co.jp/access#shinjuku)

∞ゼミ料金
 ・3.5期: 38,000円
 ・リピーター料金: 33,000円
  ※本ゼミに一度でも参加されたことがある方はリピーター料金が適用となります。(ガイダンスだけの参加者は適用外となります。)
  ※振込完了をもって講座への申込完了とさせていただきます。

ゼミの風景

数学する身体実践ゼミ第一期活動ブログはこちら>> https://wakara.co.jp/mathlog/20170305
数学する身体実践ゼミ第二期活動ブログはこちら>> https://wakara.co.jp/mathlog/20170930
数学する身体実践ゼミ第三期活動ブログはこちら>> https://wakara.co.jp/mathlog/20190508

受講者の声

「全5回のゼミ、大変お世話になりました。森田先生の最後のお話、数学を親しむ人がもっと増えていくこと、森田先生の数学に対する想いが大変よく伝わってきました。私にとっては、毎回知らないことばかりでしたが、わかりやすくかみ砕いて伝えてくださるので大変満足しています。先生におすすめ頂いた本を復習しながら、また味わっていきたいと思います。
埼玉県在住 女性 30代 匿名希望

「全くの文系ですが、授業でよく出てきたデカルトやカントについて、数学の方向から彼らの仕事を見ることができ、もうひとつ視点の軸をもらえたことで、これまで学んできたことを広がりをもって見渡せるようになりました。
動きの感覚とロジカルな思考がお互いに影響し合っているのではないかと考えていたところ、森田さんの著書に出会い、すぐに講座に申し込みました。数学の発展は普段私たちが感覚として持っている「量」の呪縛から旅立つことであった、ということで、自分の考えの枠組みが今大きく揺さぶられています。少し休憩して消化して、また第3期や単発のレクチャー/イベントがあればぜひ参加したいです。
また、レクチャーの中で出てきた「平方完成」「3次方程式」「虚数」など、基礎的な部分は小林先生のフォローアップレッスンで補足していただき大変助かりました。本当にどうもありがとうございました!」
東京都在住 女性 30代 アーティスト

「数学の世界の美しさと、数学者たちのドロ臭さ、人間臭さに触れられて面白かったです。自分の研究にとっても、大きなヒントになりました。最後に話されていた現代数学の現状は、どの学問(in日本)にも言えると思います。細分化しすぎたり、型「だけ」を追いかけたり、血が通っていないように見えることがあります。また、学問の世界に「要/不要」という考え方が持ち込まれることもしばしば。そんななか、夢をもって学べました。」
非常勤講師(文化人類学) 吉田優貴様

「森田先生の見事な話術とパッションで、毎回つい聴き入ってしまいます。そこでわかったようになってしまうのですが、いわずもがな講義はハイレベルな内容です。さて家で後で見返してみると、エントリーレベルの自分一人ではわからない、ということが実はありました(自分でもったいないと思います!)。ただ最終回は先生も素人向けに、ブロッコリーなどわかりやすい例を出して下さったので、わかりやすかったです。森田先生ありがとうございました!小林先生の復習会も一回参加しましたが、大変良かったです。」
神奈川県在住 女性 50代 会社員 ともこ様

「小4の息子にも教えたいと思いました。ぜひ子供向けの講座もお願いします。『概念を理解せずに計算に逃げるな。』名言でした。」
東京都在住 男性 40代 会社員、匿名希望

「コンピューター誕生(発明)に至るTuringとその先人達の功績がよくわかりました。今の文明、テクノロジーがどんな文脈で構成されているか考えるよいきっかけになりました。ありがとうございました。」
東京都在住 男性 40代 会社員 H.Y.様

「 最先端かつ独特のテーマで『知』に触れさせていただきました。数学だけでなく、ヴィトゲンシュタインとか哲学の話がとても面白かったです。またグロタンディークとかぶっ飛んだ天才も知ることができて刺激的でした。先生の話すことの何分の1かしから理解できていないことが残念ですが、勉強を続けていこうと思います。」
東京都在住 男性 30代 会社員 N.Y.様

「自分が現在学んでいる数学の思想的な位置付けが有機的な理解になり、非常に学びが多いものになりました。数学の知識量に関わらず、参加できる構成が非常に良かったと感じました。奨学制度を活用させていただけて自分の数学感の形成にとって大きなものとなりました。ありがとうございました。」
東京都在住 男性 20代 学生 K.T.様

「 単なる『数学』の教室ではなく、数学史ないし人類史といえるほど大きな話をしていただいて楽しく学ぶことができました。また、数学に対する考え方も変わり、今後も数学学んでいきたいと思いました。」
東京都在住 男性 30代 会社員 S.K.様

「 誰かに何かを教えてもらうことがすっかり当たり前のようになってしまっていて、自分自身の学問に対する姿勢が怠惰なものになっていたことに改めて気づかされました。いつの日か心境冥会の境地へと至るべく、わかろうとすることへの意志を忘れずに、学び続けていきたいです。」
東京都在住 男性 20代 会社員 O.M.様

「 数学が「数」の世界であると思い込んでいた私に、「数」の世界は数学を超えたものであることを知ることができ、感動しました。」
愛知県在住 男性 30代 会社員 N.T.様

よくある質問

Q
数学の知識は必要とされますか?
A
数学の知識は必要ありません。文系で数学苦手の方でも是非ご参加ください。推奨本「数学する身体」森田真生著を読んでいただくと、より講座の内容が理解できます。
書籍「数学する身体」はこちら
Q
2期以上の受講は可能でしょうか?
A
是非、再受講をおすすめします。講師である森田真生の話は、非常に広く、かつ、深く、毎回同じタイトルであってもその場の空気や流れによって違う話となります。(同じ内容の話は全体の3割程度の印象です。)何度参加いただいても刺激を得ることができる、楽しめる内容です。また、より深く数学を体感するのにも有効です。
Q
お支払い方法は分割でも可能ですか?
A
申し訳ございませんが、一括のみのお支払いで受け付けております。また、お支払い方法は、振込のみ(カードは不可)です。
Q
講義チケット購入後のキャンセルは可能ですか?
A
2018年5月24日までは無料でキャンセルが可能です。5月25日以降のキャンセルについては20%を頂いております。当日以降または振込後のキャンセルは出来ませんのでご注意ください。
Q
数学の知識は必要とされますか?
A
数学の知識は必要ありません。文系で数学苦手の方でも是非ご参加ください。推奨本「数学する身体」森田真生著を読んでいただくと、より講座の内容が理解できます。
書籍「数学する身体」はこちら

お申し込み(〆切 5/24(金))

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yawaraka@wakara.co.jp

企画・運営

和から株式会社

渋谷(本社)・新橋・大阪にて社会人向けの数学個別指導教室「大人のための数学教室 和(なごみ)」を運営。数学が苦手な大人から 数学の業務・研究応用を 目的としているマーケター、経営者、大学教授まで月間400名(2016年3月現在)を超える社会人に対して必要な数学の授業を日々提供している。企業における数字力アップ研修や統計学研修も実施。
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